ミッドセンチュリーのエッセンスを入れたモダンアンティーク

マンションリノベーション

FULL HOUSE （リノベ不動産）

木をふんだんに使ったモダンアンティーク空間

リビングは生活の拠点。だからこそ素材にこだわりたいところ。このリノベーションでは大きな間取り変更は掛けず、その分浮いたお金で材料にこだわりました。床は無垢のメープル材を使用しています。通常同グレードの板材を貼り合わせて床にするのですが、リノベ不動産ではあえて違うグレード(同じ樹種でも板材の色や節の数でA~Cにランク分けしています)をランダムに貼り合わせることにより床の表情にメリハリをつけているのです。手間は掛かりますが、そのひと手間を掛けることでこだわりの上質空間に仕上がるのです。

また、壁にはレッドシダーを使用。レッドシダーは北米の住宅によく使われる高級素材です。節目が無く均一感があり、空間を演出してくれます。

シンプルで上質な空間は1960年代のいわゆるミッドセンチュリーのエッセンスを取り入れています。そこにビンテージ感のある家具を配置することで現代におけるモダンアンティークな空間を実現しています。

切り抜かれた壁から覗くキッチン

キッチンの位置は変更せずに、キッチンの壁を正方形に切り抜いたようにデザイン。そして吊り戸を外し、アイアンでつくったカップホルダーを付けました。こうすることで圧迫感がなくなり、リビングとの一体感が増します。キッチンの手元灯もおしゃれに裸電球を使っています。

コンロ側の壁はコンクリのブリックタイルを使用。防熱とデザイン性を兼ねたデザインになっています。

子供部屋には黒板

子供部屋には大きな黒板。これは黒板塗装で仕上げております。これでお子様の部屋への愛着は増します。小さいうちは落書きでも自分の好きな絵をかいたりしてアートの感性が成長していくのかもしれません。

廊下の天井もレッドシダーのダウンライト

廊下は毎日家族が通るところ。そして来客時には玄関先の印象が違うだけで心が弾むことでしょう。このすっきりとした天井はあなた自身をミッドセンチュリーアンティークのリビングへいざなうゲートになります。