良い「気」を集める円弧(arc)型住宅

新築

今井建設

「風水学」から生まれた円弧(arc)のカタチ

「風水学」の視点から住宅を見ていこう。大地のエネルギーと位置を図ることから住宅の設計がスタートするのだ。【人は天の気と大地のエネルギーをもらって生きている。つまり、太陽と地球の恩恵を受けている。】という「風水学」の基本を元に住まいのあり方を考える。狭小かつ複雑な形状の土地だったため風水学と照らし合わせていった結果「円弧(arc)」状の外観に仕上がったのだ。土地の形状をうまく生かした住宅の誕生だ。外観の形状がとてもユニークに仕上がっている。

自然なアーチ状を描く洋室

内装も自然にアーチ状になっている。一方反対側の壁は、直線上になっている。家具の配置に戸惑う部分もあるが、"直線"と"アーチ"の形状を活かしながら新たなアイディアでコーディネートを楽しめそうだ。自然素材の木を天井と床に使用し、木の温もりをたくさん感じることができる空間になっている。

デッドスペースを上手く活用

四角形のお部屋とはちがい、アーチ状なのでどうしてもデッドスペースが生じる部分もある。しかし、今井建設の大工による職人技でデッドスペースがユースフルスペースに変身したのだ！それは、奥に「三角形の棚」を設置したのだ。現場で造られたものは、収まりが良い。自然な仕上がりでスペースの有効的な活用ができている。

横長に広がるリビングダイニング。

ドアを背にして、左手にリビング。右手にダイニング。横長のリビングダイニングタイプは、家具の配置がスッキリ収まる間取りだ。外観のアーチ状が想像できないほど、縦方向と横方向の"直線"が間仕切り壁によって空間に変化をつけている。完全に間仕切りをするのではなく隙間があることで空間のメリハリがあって広さを感じられる工夫がある。家族が集まる場所がとても気持ちの良い空間だ。

波のモチーフがかわいいエクステリア

外構もたくさん曲線が使われている。塀、アプローチもうねうねしてる。全体的に丸みを帯びている。"ころん"としていてかわいらしい空間。開口部は、黒いスチールでアクセント。また、3階は屋上テラス。プライベートガーデンが屋上にあるのもいいですね。