ゆっくりした時間が流れるプロバンス風サロン

店舗

幹工務店

世界有数のリゾート地として知られているフランス南東部、ローヌ川からイタリアの国境にかけての地中海に面する地域をプロバンスにあるイメージのサロンだ。お施主様からのご要望は「お客様の増加、スタッフの増員に伴い、作業効率をアップさせるための店内面積の増床が目的」ということだった。また、仕切り壁が多くフロア全体が細分化され、動線や明るさのゾーニングから見直しもすることになった。
幹工務店のプランニングで『開放的で明るくオープンな空間』に生まれ変わったのだ。またサロンスタッフの作業動線をコンパクトにすることができた。

大空間を実現した大きな吹き抜け

サロン内の大きな吹き抜けが特徴的だ。トライアングルの屋根型になっていて家にいるようなイメージを連想させる。また、ブラウン系の木質の梁が白い壁にアクセントになっていて、自然素材の良さが室内の心地よさを誘う。フロアの壁に仕掛けがある。間仕切りの壁をあえて筋交いにすることで、フロア全体を見渡せる効果をだしている。スタッフの視線が届きとても快適なサロンを実現できた。

心地よい光に包まれるサロン内

外からの採光が受付からサロン中央部まで行き渡り、さらに白い壁に反射して、白い光のベールがサロン全体を包み込んでいる。太陽の光が差す方向の変化でサロンの内の時間をゆっくり感じることが出来る。サロンで働くスタッフもとても快適に作業を行うことができ、サロンを利用するお客様もリラックスした気分で利用できそうだ。
夜になると照明効果でサロン内を照らす。ダウンライトでサロン全体を明るく照らし、スカイブルーのペンダントが「海」を連想させ、爽やかな雰囲気だ。

飾り棚や家具はダークブラウンで

床は明るいフロア木質調に、飾り梁や家具などはダークブラウンで統一し、
落ち着いた雰囲気だ。書類棚やクローク、半月形のカウンターなど、家具や収納はお施主様とミーティングを重ね、すべてハンドメイド。フロアに合わせた設計なのでともデザインも配置もベストマッチだ。
スタッフの視線や動線の効率をグレードアップしたコンパクトなサロンの誕生です。