海岸近くに建つ欧風ナチュラルアンティーク

新築

幹工務店

リビングは2階へ

ご夫婦は、建てる前から「2階」にこだわっていたのだ。「想像以上に心地よい空間になった」という。部屋の窓から入り込む柔らかな光と潮風を感じられるリビングは、土地の空気感とお施主様のインスピレーションのマッチングされた結果、素敵な空間になったのだ。
また、壁のオフホワイトにエッジの利いた黒アイアンを取り入れて、空間にアクセントを。さらに、横長の開口部に木製ブラインドの効果もあって、海を間近に感じる『欧風ナチュラルアンティーク』に仕上がっている。

「直線的」から家事動線もラクラク

家事動線の動きをスムーズにしたいという思いから『直線的』なデザインにこだわったのだ。例えば、「バスルーム」→「脱衣所」→「セカンドバルコニー」→「クローゼット」を1区画にまとめる。結果、洗濯のルーティンが確立され、着替えも楽になったのだ。自分のライフスタイルに合った動線をしっかりと取り入れることでストレスレスな暮らしができる。
また、リビングとダイニングも同じように直線上にならんでいる。こちらは、「どう見えるかの目線も意識した」という奥様。酒類の瓶をコレクションし並べるのに、上部の収納棚との高さをそろえたり、キッチンを直線的に見せるために、施工する前に予定していた位置から5センチほどずらして配置にもこだわった。奥さまの強い思いを、幹工務店によってカタチにしたのだ。

淡いグリーンのエントランス

縦長のラインが入っている白い壁に淡いグリーンのドアから芝生につながり、一体感のあるエントランスだ。石畳とコンクリートと黒アイアンのスチールでできた空間がとてもオシャレだ。

モダンな和室

やっぱり畳がある和室も恋しくなるのが日本人。
スタイリッシュなモダンジャパニーズスタイルにすることで『欧風ナチュラルアンティーク』にうまく融合したデザインになっている。天井のダウンライトにもエッジを効かせてシンプルだ。廻り縁や建具に木枠を入れることで「和室」の雰囲気を作り出している。

"旅行"でみかけた好きなカタチ

旅行好きなお二人。「キッチンの戸棚横にある棚。沖縄のバーで見たアルコールの収納棚を真似て作ってもらいました」 とご主人。「私は大好きなハワイの雰囲気をルーバーやパントリーに取り入れたり、ちょっとした棚を壁面に作ってもらったり。 旅先で出会っていいなと思ったものや、好きなものを取り入れたらテイストが似ていて、いい感じにまとまった気がします」と奥様。趣味の旅行先でみた色々なテイストの「好きなカタチ」を取り入れています。テイストが違っていても自分たちの好きなモノを取り入れることで、上手く融合して新しい今までにない空間に仕上がっている。