日本家屋の趣を取り入れた賃貸再生フルリノベーション
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昭和57年、浜松市が建てた学校の先生達が集まる教育会館がオーストラリアから輸入されたエッセンシャルオイル(精油)の製品化から発送業務を行っている「ハーバルインデックスビルヂング」に生まれ変わりました。
閑静な場所の細い路地を入ると赤レンガ造りの建物がひっそりとした場所にアロマの香りが周りを優しく包みこんでいるオフィスがリノベーションによって実現しました。
アンティーク感がある赤レンガの落ち着いた外観にビルディングの上部にロゴがステンシルされています。レンガとステンシルによってエイジンされた雰囲気をぐっと引き出してくれています。
エントランスは、白い壁の玄関ポーチにインダストリアル風の窓があります。
ん?雑貨屋さんかなと思うような佇まいに見えました。しかし、ここはアロマエッセンスの製造やワークスペースを行っているオフィスなんです。
重厚感やシックさをもちあわせた無機質なデザインなので余計なものを省き、シンプルで飽きのこないデザインなのにオシャレは度かなりGOODです。何もないところにこそ、新しいモノを作ったり、人が集まり新しいアイディアが生まれ、新しい何かがここから発信されていきそうです。
雰囲気は、研究Lab.のような広い白衣の研究員がいそうな場所のようです。実は、ここは「精油の製造」の場所です。
大きなガラス戸になっていてフロア全体は、広々した空間を作り出しています。ガラス戸のデザインも横長のマスになっていることで部屋の開放感を増してくれます。
また一般の方は、入ることはできませんが、扉の外からいつもで見れるつくりとしても有効です。
インダストリアルデザインの照明が似合うミッドセンチュリースタイル。
昔の学校を思い出す、懐かしいワックスがけのあとの香りが漂いそうな床を再利用しています。
天井や壁をはがしてして配管や構造体をむき出しにして余計なものを省き無機質なフロアになっています。
またもう1つのメリットもあります。余計なものを省くことで部屋の天井高が増すことで開放感のあるフロアになります。
さらに明るさを出すためにエイジング風に白くペイントされています。照明の光が、白×木によってできた陰影がかっこよさを演出してくれます。
「ここだ!天井や壁を剥がしてリノベーションすれば絶対に良くなる!」
と確信があったようです。インスピレーションと思い描いて構想が一致することで、とても魅力ある建物にうまれかわりました。
「古さ」感の魅力引き出すには、リノベーションがとても有効ですね。
また「古さ」と希望通りの広さと予算を考えるには、リノベーションという選択も一つあることで、実現できる幅が増えます。
やっぱり最後の決めては、人と人とのコミュニケーション職人さんとコミュニケーションを取ることで仲良くなることで職人さんの方からもとってもいいアイディアを提案してくれます。現場だからこそイメージがまとまることもたくさんあります。監督さんや職人さん達とコミュニケーションをとると良いと思います。
なんといってもリノベーションのよさは、古さを残し、新しいものを吹き込んで融合していき、また新たな建物の歴史が生まれます。素敵ですよね。これからもそんな建物にたくさん出会いたいですね。
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