青いドアの向こう側
中古分譲マンションの一室をリノベーション。リビングへと抜ける青い扉の向こうは北欧スタイルの柔らかなデザインのステキな空間です。床は無垢材を使用し、リビングと書斎はポリカーボネートでできた半透明の建具にて仕切られています。開けておけば一つの空間として利用でき、閉めていても光でつながる空間になります。
キッチンはW2400のシステムキッチンを導入し、周囲にパントリー(食品庫)や作業台を配置しています。キッチン回りの作業導線を考えて造られている奥様にも優しいデザインです。
最大のポイントはFULL HOUSEさんが仕掛けた買い取り再販リノベーションだということ。不動産市場は空前の空き家市場となっており、全国に約820万戸の空き家があるそうです。古くなって誰も住まなくなった部屋を買い取り、きれいにリノベーションして販売しています。
築30年の分譲マンションをスケルトンにしてリノベーション
築30年のマンションは水回りも古く、間取りも今のライフスタイルに合ったものではありません。一方で古い分譲マンションは立地が魅力的なことが多く、不動産を探されている方は「この立地でこの間取りだったらいいのにな」って場面に出くわすことが多々あるかと思います。
中古マンションを買ってリノベーションすることで、立地も間取りも自由にできる、そんな新しい不動産の探し方があるのです。
写真のマンションは築30年。内装を解体し、一度スケルトンの状態にして床、壁、天井、そしてキッチンやお風呂などすべてを新設すると新築同様になるのです。
キッチンにこだわりの作業台
新築の分譲マンションは出来合いの間取りなので、新しいけれど自分らしいライフスタイルを実現するための自由度は低いです。リノベーションであれば自分の求めるライフスタイルを実現するためにいろいろとカスタマイズが出来ます。
例えばこちらのキッチンには大きな作業台が付いています。
キッチンの導線を考えられていますので、料理もしやすい。週末にご家族で餃子づくりをしたり、麺打ちなんかも楽しんだりする光景が浮かんできますね。
どんな暮らし方をしたいかをデザインするのがリノベーションなのです。
シンプルに使いやすく
こちらは大工さんが造作でつくったデスクです。壁と壁の間のちょっとしたスペースを使いたいけれど、既製品の家具からちょうどよいものを探し出すことって大変ですが、あらかじめ生活スタイルを想定して造り込むことでシンプルに使いやすいお部屋になるのです。
ちょっとした工夫が生活の質を上げる
こちらは寝室です。既存の壁にふかし壁を付けて間接照明としています。これだけでとっても雰囲気のよい空間になりますね。このくらいの工事であればそれほどお金は掛かりませんが、寝室として落ち着いた雰囲気で過ごせる時間はプライスレスです。
リノベーションであなたらしい暮らしを実現してみてください。
施工データ
- 設計者名
- FULL HOUSE
- 施工社名
- FULL HOUSE
- 施工期間
- 2.5か月
- 備考
- 物件価格1,280万円 リノベーション費用900万円
- 建築 STYLE
- ナチュラル(北欧)
- こだわりポイント
- ガーデン
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