株式会社Re・lationの紹介

賃貸マンションに特化したリノベーション会社

1980年代前半より土地活用の名のもと建てられた賃貸マンションたち。現在では浜松市だけでも約10万戸以上が供給されている。浜松市の世帯数が30万世帯と考えれば実に3分の１が賃貸なのです。しかしながら時代とともに賃貸を消費する人たちのライフスタイルも変わり、設備が古くなって、賃貸市場での競争激化もあり、大家さんたちは疲弊しています。この古くなった建物をどうすればよいのかと頭を抱え、先祖代々受け継がれた土地をやむなく手放す人さえ出てきているのが現状です。

この厳しい賃貸市場で一際目立っている存在なのが、Re・lationです。
2009年、静岡県下初の一棟フルリノベーションを行い7年経った現在でも人気物件のRe・Luffy（リ・ルッフィー）を皮切りにこれまで大小多くのリノベーションで誰も住まなくなった賃貸住宅を再生し続けています。
　
※写真はRe・Luffyの1Ｆ。土間が広がる圧倒的なデザイナーズ空間。

時を越えて継なぐ

日本の住宅の寿命。これまで建て壊されてきた建物たちの平均は27年だという。これは先進国と比較して圧倒的に短い寿命だ。イギリスでは141年、アメリカでは103年と、本来であればもっと長く使えるものを建て壊してきた。

Re・lationでは『古いから壊す』のではなく、『残せるものは引き継ぎつつ、新しいものと融合させ再生させていく。』という考え方でリノベーションを進めてきた。高橋社長曰く、『建物の傷みには手当や手術が必要ですが、建物の”古さ”には何ら問題はありません。』と。
例えば鉄筋コンクリートの建物であれば、実はしっかりとメンテナンスをしていけば100年と持つのです。
　
先代が建てたマンションを子や孫が受け継ぎ、地域に根差して入居者に安全快適に住んでもらえるようにすることが、最終的には大都市への転出を防ぎ、地域活性化になると同社は考えている。

Re・lationのリノベーションは安心と安全、そして快適性を最優先で考えている。だから人間の健康診断と同じ考えで、建物の健康診断を行っているそう。躯体のコンクリートの一部を抽出して中性化試験でコンクリートの寿命を把握したり、給排水管の状況を調査することから始めるのだ。

建物はオーナー様の大切な資産です。だからしっかりと調査した上、中長期的視点で対策をしていきます。

こどもの為、地域の為に安全で安心して暮らすことのできる緑豊かな住環境を提供します。

Re・lationに訪問した際に渡された会社案内に記されたミッション。そしてクレド（行動指針）が一際目を引きました。決して大きな会社ではないRe・lationが会社のミッション・ビジョンを共有し、さらにクレドまで作っているのは虚勢ではなく、賃貸のリノベーションで真に地域貢献を目指している姿勢の現れだと感じました。社長のお話しを聞いてもスタッフのお話しを聞いてもクレドに書かれている言葉が会話の節々で耳に入ってきます。

そしてこのミッションと行動指針に共感を持ったオーナーが集まることで、地域社会に他には無い良質な住環境を提供し続ける原動力になっているのだと感じました。

クレドに書かれている言葉を抜粋します。
～私たちの想い～
１）住まい手の満足度を高める
２）こどもが楽しめる緑豊かな住環境を提供
３）安全で安心して暮らすことの出来るサービス
４）長期安定経営のお手伝い
５）幸せに暮らすことが出来る社会の実現
～Re・lationが大切にすること・守ること～
１）情熱・友愛・前進
２）ブランド化
３）５つの「為」為せば成る！
言葉一つひとつに想いがあって、想いを言葉として明文化することで、従業員・オーナー・その他ステークホルダー全員が同じベクトルで社会に変革をもたらしていくのでしょう。