インテリアコーディネーターって何するの?
2017/03/25 インテリア
これから家づくりを始める方向けの発信をしているインテリアマガジン。
前回は、夢を叶えるパートナー探しについてお伝えしました。建築会社が決まり、具体的な家づくりが始まると、建築会社の様々な役割の人が家づくりをサポートしていきます。6回目の今回は、その中の一人インテリアコーディネーターの役割についてのお話です。
インテリアコーディネーターはどんな仕事?
家づくりが始まると、建築会社の様々な役割の人たちが家づくりをサポートしていきます。営業、建築士、インテリアコーディネーター、現場監督、職人さんetc…それぞれ役割があり、みんなで協力してお客様の理想のお家を形にしていくのです。その中の一人、インテリアコーディネーター。
「インテリアコーディネーターって、具体的にどんな事をしてくれるの?」
このお仕事をしていると、よく聞かれる質問。
インテリアコーディネーターとは、お客様の要望を読み取り、その方に合ったライフスタイルやインテリアを、内装材をはじめ、家具やカーテン、照明等の商品をトータルにプロデュースして形にしていくお仕事。見た目だけでコーディネートするわけではないので、インテリアや住宅や商品に関する幅広く専門的な知識が必要なお仕事です。
こうみると、「空間」や「モノ」のコーディネートだけと思われがちですが、「人」のコーディネートも大切なお仕事。営業や建築士の想いや図面を引継ぎ、お客様の要望が反映したコーディネートを、現場監督や職人へまた引き継いでいく。
役割や視点の違う人への伝達には、専門知識はもちろん、コミュニケーション能力も必要です。
どんなインテリアコーディネーターにお願いする?
インテリアコーディネーターは建築会社にだけいるわけではなく、カーテンや家具、設備機器のメーカーやショールームはもちろん、私のようにフリーランスで活動している人もいます。また建築会社にも、インテリアコーディネーターがいる会社もあれば、いない会社もあります。
建築会社にインテリアコーディネーターがいない場合はどうするのかというと、営業や建築士が兼務していたり、自分たちでコーディネートする方が多いのですが、自分たちでやるよりも、フリーのインテリアコーディネーターにお願いするのがやっぱりおススメ。
自分で出来そうだからやってみたけど、出来上がってみたら「なんだか思っていたのと違った」なんて言葉も、チラホラ・・・簡単にできそうにみえて、決めることも多いし時間もかかるし、意外と難しいコーディネート。出来あがってから後悔しないためにも、インテリアコーディネーターにお願いすることは、自分の時間の確保にもなるし、自分たちの理想のインテリアやライフスタイルが形になるし、何より心強い家づくりのパートナー。そんなパートナーであるインテリアコーディネーターも、どんな風に決めればいいかというと、建築会社を決める時と同じように、
「自分スタイルを理解してくれるかどうか」
やっぱり自分の想いや価値観を理解してくれる人がいいですよね。インテリアコーディネーターも一人一人経験や得意分野やスタイルが違うので、自分の想いや価値観を理解してくれる人にお願いすることを大切にしてくださいね。
[投稿者]
空間デザイン・インテリアコーディネート
Lucourire[ルクリール]代表 大高美紀
http://lucourire.com
女性目線から素敵なインテリア空間をご提案。 法人様、個人様向けにインテリア全般のサービスを展開。